貴金属の買取はどこがおすすめ?高く売るためのポイントや注意点を解説!

貴金属を売れるお店には「買取店」「宝飾品店」「リサイクルショップ」「質屋」など、さまざまな選択肢があります。

しかし貴金属はお店によって買取価格に大きな差が出たり、注意すべき点も多いです。

ゴールドやプラチナといった素材は、古くなっても価値がなくならない反面、グラム数の測り方など正しく鑑定してもらわないと金額が付きづらい傾向にあります。

ここでは貴金属を売却する際に知っておくべき点や、少しでも高く売るためのポイントを解説しています。

売却する前に参考にしてみてください。

貴金属のジャンル別買取の傾向

素材として価値のある「ゴールド」や「プラチナ」に関しては市場相場があります。

上記のような貴金属は相場に基づき値付けがされるため、古いものであろうが新しいものであろうが価値は変わりません。

ここではそうした素材、ジャンルごとの買取傾向について解説しています。

ゴールドの買取について

貴金属の中でもっとも安定していて価値が高いのがゴールドです。

ゴールドは金の含有量によって、

  • K24(金100%、純金)
  • K18(金75%、その他銀や銅など)

といったように表記が異なります。

インゴットや金貨(メープルコインなど)はK24が使われていますが、宝飾品の場合にはK18が使われていることがほとんどです。

ゴールドは他の金属と比較して柔らかいため、宝飾品などに加工する場合には、銀や銅を混合して強度を高めたK18が用いられます。

金相場は空前の高値を記録している

金相場は現在過去最高ともいえる水準で推移しています。

過去もっとも高騰した1980年オイルショックの際に付けた「6,495円(出典:田中貴金属)」を、2020年8月には「7,063円(出典:田中貴金属)」という最高値を付け更新しました(価格は1グラムあたり)。

コロナウイルスにより世界経済が大打撃を受けている今、現物資産であるゴールドの需要が高まっています。

古いゴールドの貴金属類であれば、売り時であると判断しても良いかと思います。

プラチナの買取について

プラチナもゴールドと並び高い資産価値を誇る貴金属です。宝飾品においては、プラチナの含有量によって以下のように表記されます。

  • Pt1000(プラチナ100%、純プラチナ)
  • Pt950(プラチナ95%、他ルテニウム等)

宝飾品の場合、Pt1000が用いられることはほぼありません。

Pt950の他にも、Pt900やPt850などを用いた宝飾品も多く存在します。

表記によってさまざまですが、プラチナの純度が高いほど、買取相場も高くなります。

プラチナの相場は経済危機に比例して落ちる

プラチナは医療器具や産業需要の比率が高い金属でもあります。

そのため経済危機の際に高騰する傾向にあるゴールドとは異なり、不景気となると相場が下落する傾向にあります。

プラチナは過去最高値ではおよそ8,000円まで記録しているものの、近年では3,000円〜4,000円という水準となっています。

以前まではもっとも価値が高い金属とされていましたが、近年はゴールドと大きく差が開いていて、ゴールドの次に価値が高い金属と言えます。

ブランドジュエリーだとプラチナの定価が高い

高級ブランドのジュエリーはプラチナ製の品物も多数ラインナップしていて、最高級の素材として扱われています。

定価もゴールド製の品物より高く設定されています。

しかし近年は金相場とプラチナ相場は逆転していて、素材自体の価値はK18の方が高くなっているため、売却時の換金率はプラチナ製の品物の方が悪いです。

シルバーの買取について

シルバーは素材自体の価値がほぼありません。

グラムあたりの相場は100円弱となっていて、ゴールドの70分の1程度の価値です。そのためシルバーアクセサリーは値段が付きづらいです。

ハイブランドのシルバーアクセサリーなら値段が付きやすい

シルバー製品に関しては、ブランド品でない限り値段が付きづらいです。

しかし、男性人気の高いクロムハーツのシルバーアクセサリーや、女性人気の高いエルメスやシャネルのシルバーアクセサリーなどのブランド品は例外的に高値が付く品もあります。

素材自体に価値がないため、ブランドという付加価値がない限りシルバーの品物は値段が付かないと思ってください。

ダイヤモンドの買取について

貴金属の中にはダイヤモンドなど宝石が付いている場合もあります。

ダイヤモンドの価値は大きさや品質によってさまざまです。また一粒ダイヤかメレダイヤ(小さなダイヤモンドが複数)かどうかでも大きく価値が変わります。

0.2カラット以下の小さいダイヤモンドだと、石自体には価値が付かないことも考えられます。

ダイヤモンドや宝石類に関しては、こちらで詳しく解説していますので興味がある方は是非チェックしてみてください。

宝石を買取店で売る時のポイントは?金額差が出やすいため買取店選びにも要注意

ブランドアクセサリーの買取について

シャネルなどブランド品であればシルバーでも値段が付く

ブランド品のアクセサリーは上記のような素材に該当しない場合もあります。

ただ「メタル(金属)」と表記されていたり「真鍮(ブラス)」を用いたりするアクセサリーも多いです。

これらに関してはシルバー以上に素材としての価値はありません。しかし人気のブランドであれば、高値がつく場合もあります。

  • シャネル
  • ディオール
  • エルメス

女性の人気が高い上記のような高級ブランドはヴィンテージアクセサリーの需要も高いです。

素材自体に貴金属としての価値がなくても、数万円以上で売却できる品もあり、ブランド品の場合必ずしも素材が重要ではありません。

貴金属を売る際に注意すべき点

貴金属を売却する際に注意すべき点をまとめています。買取店などへ査定に出す前にチェックしてみてください。

知らずに売ると、思わぬ安値でも承諾してしまう可能性があります。

「K18」と「18K(あとK)」は違う

古いゴールドの貴金属は「K18」と「18K」と二種類の刻印が存在します。

通常のK18という表記は主に国内で製造されたゴールドの宝飾品に刻印され、18Kは国外、主に東南アジアなどで製造された品に見られる刻印です。

通称“あとK”と呼ばれる18Kの品物には問題があり、K18は75%の金含有量が基準となりますが、この18Kには75%含まれていない確率が高いとされています。

これらのKがうしろに来る刻印は通称〔あとK〕と呼ばれ、品質検査では18Kなら9K、
つまり刻印の半分の37.5%ぐらいの純金しか入っていないことがあります。引用:カンダダイヤモンド

いわば当時の不良品のような扱いとなる18Kでは、買取店等ではK18相場で金額の提示がされないことの方が多いです。

相場に関しては買取店によって大きく異なるため注意が必要です。

グラム数を適切に評価されるかどうか

シンプルですが、貴金属はグラム数が適切に評価されるかどうかが重要です。

しっかり目に見えるところの秤の上で計ってくれる買取店が良心的だといえます。

また、ゴールド製の腕時計や宝石がついたゴールドの指輪など、単純に計るだけではグラム数の判断が難しい場合もあります。

その場合は鑑定士の経験則で、ゴールド以外の部分を差し引いて算出されることがほとんどです。

不当な評価がされないように、説明を求めることをおすすめします。

デザイン代の評価について

高級ブランドの貴金属は素材の価値以上の金額が提示されることも多いです。

例えば、同じK18素材で同じ重さのブランドリングとノーブランドリングがあった場合、

  • K18製ブランドリング(5g):査定額40,000円
  • K18製ノーブランドリング(5g):査定額25,000円

※K18相場5,000円と過程

このような差が出ることも多いです。この場合、重さの評価プラス15,000円がブランドリングには付加価値として評価されています。この差額の部分を“デザイン代”といいます。

素材の重さの評価は、溶かして素材そのものを抽出した場合の評価です。

デザイン代が付加価値として乗る品物の基準は、そのままでも販売できるかどうかが基準になります。

高級ブランドで人気のある品物であれば、素材の重さ以上で買取してもそのまま販売できるため、重さに加えデザイン代として評価されます。

しかし、ブランド品でも人気の低い品物はデザイン代が付かない場合もありますし、ノーブランドでも豪華な品物やデザインがトレンドに沿った品物であればデザイン代が付く場合もあります。

デザイン代が付くかどうかの判断は鑑定士によるため、貴金属の査定額はお店によって差が出やすいのです。

悪質な買取店は存在するのか

貴金属をターゲットとした悪徳買取店は度々ニュースなどでも取り上げられる問題です。

被害が多い市区町村では公式サイトで警告している場合もあります。

いきなり、消費者の自宅を訪問し、「不用品はないか。物置にある電化製品や、靴1足でも売って欲しい」と持ちかけ、物置にある電気ストーブなどを出したところ、「こんなものは金にならない、着物、金やプラチナ等の貴金属はないか」と、台所をうろうろされて、「他にないか」と言われたので2階に上がって探している間に、持ち去られたなどといった悪質な業者の相談が寄せられています。引用:悪質な訪問買取(貴金属買取)にご注意ください!|香美町

リサイクル業者を名乗る女性から電話があり,「不要品はありませんか。私の給料に関わるので,古着1枚でもいいので,何とかお願いします」と懇願され,親切心で来訪を承諾した。後日,こわもての男性が訪ねてきて,玄関に入るなり座り込んだ。古着を何点か出したら,「宝石とセットでないと買い取れない」と言われ,宝石はないと断ったが,なかなか帰らないので,困って金のイヤリングを出したら500円で買い取られてしまった。娘に相談したら安過ぎると言われたので,品物を取り戻したい。引用:悪質な「押し買い」業者に注意!|倉敷市

行政処分をされた例や特定商取引法の整備によって被害は減少しつつあるものの、こうした悪徳店がなくなった訳ではありません。

貴金属をターゲットにした悪徳店の傾向

悪徳店の傾向として、以下のものが挙げられます。

  • アポなしでの電話営業や訪問営業、ポスティングチラシ営業が主である
  • 関係ない品物の査定を依頼したにもかかわらず貴金属の売却を勧誘される
  • 貴金属個々の買取価格を提示せず合算の買取価格のみを提示

出典:一般社団法人 日本リサイクル業IT支援協会

また、高齢者を狙った被害が多く、上記のような項目に当てはまる買取店では売却しないことをおすすめします。

悪徳店に当たってしまった場合

訪問されて査定に至ってしまった場合には焦らず、疑わしい業者の場合にはできるだけその場での成約を拒否し続けましょう。脅迫された場合にはすぐに警察を呼ぶことも視野に入れましょう。

万が一成約してしまった場合でも、訪問買取の場合、8日以内であればクーリングオフが可能です。ハガキで通知することで業者側には法的に返品義務が発生します。

返品することも可能ですので、すぐに消費庁に相談するようにしましょう。

貴金属を売るのにおすすめの買取店

ここでは貴金属の売却におすすめの買取店をいくつか紹介しています。

金額に関しては、その時の相場や鑑定士一人一人の判断によって差が出る場合もあります。

1円でも高く売りたいということであれば、事前の見積もりを何社か取った上で売却することがおすすめです。

リファスタ

池袋に店舗を構えるリファスタは宝石や貴金属をメインに取り扱う買取店です。

お店にはGIAの認定鑑定士の資格を持つ鑑定士が常駐しており、ダイヤモンドや色石など宝石に関しての専門知識も豊富です。

小売はしておらず海外等に販路を持つお店のため、業者の卸売りなどにも対応してくれる専門店という特徴があります。

宅配買取での利用者も多いため、宝石を気軽に査定に出したい時などにも便利な買取店の一つです。

コメ兵

ブランド品の大手買取店コメ兵は国内屈指の販売力を持つ買取店です。

貴金属に関してはブランド品だけでなくノーブランドの販売にも力を入れているため、相見積もりを取る上では外せないお店です。

全国に店舗を構えているため、持ち込み査定も手軽な他、宅配買取や出張買取も可能なので買取方法も豊富といえます。

社内でデータベースを共有しているため、どの買取方法でも金額の差が出づらく安心して利用できるかと思います。

ブランディア

宅配買取専門店のブランディアはさまざまな貴金属や宝石を取り扱いしている実績があります。

ブランド品の買取店よりも取り扱いブランドの範囲が広いため、家にある不要なバッグや衣服もまとめて売りたいという際に便利です。

宅配買取専門店の最大手で使い勝手が良いため、地方で近くに買取店がない場合にも手軽に利用できます。

まとめ

貴金属はここで解説した項目を踏まえ、十分に注意して売却すれば、古い品やノーブランド品関係なく高く売ることができます。

金相場に関しても高い水準となっているため、ゴールドなどの売り時としても適切です。

高望みしすぎることは禁物ですが、ガラクタだと思って安価で手放すことのないよう注意しましょう。

少しでも貴金属を高く売りたい際に参考になれば幸いです。

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